SUSTAINABILITYサステナビリティ

持続可能なまちづくり

CASBEE-ウェルネスオフィス評価認証の取得

2023年8月に恵比寿ガーデンプレイスタワー、2024年5月に恵比寿ガーデンプレイスセンタープラザオフィスで、ワーカーの健康性・快適性・知的生産性、安全・安心性を評価する「CASBEE-ウェルネスオフィス評価認証」最高位Sランクを取得しました。
「CASBEE-ウェルネスオフィス評価認証」は、一般財団法人 住宅・建築SDGs推進センター(IBECs)が認定した第三者機関が、オフィスワーカーの健康性、快適性の維持・増進を支援するハード・ソフト両面での取り組みを評価するもので、知的生産性の向上に資する要因や、安全・安心に関する取り組みについても評価対象となります。

※評価対象範囲
恵比寿ガーデンプレイスタワー:オフィス共用部および3Fのサッポロ不動産開発のオフィス
センタープラザオフィス:B1・2Fのオフィスエリアの共用部および2Fのプラス株式会社ファニチャーカンパニーのオフィス

恵比寿ガーデンプレイス30周年と新ブランドコンセプト

恵比寿ガーデンプレイスは、2024年10月8日(火)に開業30周年を迎えました。これを機に、ブランドコンセプトを「はたらく、あそぶ、ひらめく。」に刷新し、アニバーサリーイヤーには多くの施策を実施しました。恵比寿ガーデンプレイスは、これからも「はたらく」と「あそぶ」、すなわち、オンとオフがシームレスに繋がり、かつ、日常の中に非日常の愉しみが交差し、ちょっとした気づきや「ひらめき」が生まれる施設となることで、幸せや心の豊かさへの貢献を目指します。

恵比寿文化祭2024を開催

恵比寿文化祭は、「恵比寿のまちに暮らす人、働く人、遊びに来る人。普段はなかなか出会う事のないみんなが集まり、まちの魅力やカルチャーを賑やかに発信したい」という想いから、恵比寿にかかわる多くの方々と共に創り、楽しみながらまちの魅力を発信する目的で、2011年より開催しています。
14回目となる2024年のテーマは「恵比寿が広が—————る文化祭」。恵比寿に本社を構える企業から恵比寿にゆかりのある個人まで、「恵比寿」を共通項に、75団体が参加。街中の様々な拠点を舞台とし、まちを巡りながら、まちの方々が日々打ち込んでいること・熱中していることに触れられ、楽しめる、地域交流の機会を作りました。

「渋谷区立恵比寿南一公園」の管理運営を開始!

サッポロ不動産開発は、恵比寿エリアでのまちづくり事業の一環として、渋谷区によるプロポーザルによる選定を受け、2021年4月より「渋谷区立恵比寿南一公園改良整備事業」に取り組んで参りました。
去る2022年9月1日に、次世代を担う子どもたちの遊びを通じた学び・育ちの場として、自由な発想で自由に遊ぶ「プレーパーク」機能中心の公園として、2022年にPark-PFI制度を活用し、リニューアルオープンしました。
公園内には、カフェ等が入る店舗も設置し、様々な方が寛げる空間も提供していきます。リニューアルをきっかけに、地域住民の皆様や恵比寿エリアの企業など、恵比寿のまちの方々が、公園運営に「関わってみたい」「一緒に取り組んでみたい」と思って頂けるような、まちから愛され続ける公園を目指していきます。

地域とのコミュニケーション

サッポロファクトリーでは、「パークプロジェクト」と題し、地域の魅力向上と活性化に繋げる取り組みを実施しています。

・マイ リトル ガーデン

2024年8月創成イーストエリアにあらたにオープンしたオフィス・商業ビル「創成クロス」の敷地に、地域の子どもたち・シニア向けマンションにお住いの方と一緒に小さな農園を作りました。
子どもたちにとって、じゃがいもやサツマイモなどは、食べたことはあるものの、種芋や苗を見ること、土を耕して植えることは新鮮な体験です。
これからも、地域の触れ合いや新たな体験の機会を提案していきます。

・見守り清掃活動

地域の子どもたちを事故や犯罪から守ること、ごみの無いきれいなまちをつくることを目的に、ごみ拾いをしながら近隣小学校児童の下校を見守っています。今後も近隣企業・団体との協働により、活動の輪を広げていきます。

・創成イースト あおぞらまつり in サッポロファクトリー

サッポロファクトリーを支えてくれる地域の出店者・企業他と一緒に作り、楽しむイベントを開催。物販やワークショップの他、会場を賑わせるパフォーマンスなどもあり、地域の方にもお楽しみいただいています。

長周期地震動の揺れを半減させる制震装置を設置

恵比寿ガーデンプレイスタワーの屋上には、鹿島建設株式会社が開発した TMD※1型制震装置「D3SKY-L」(ディースカイエル)※2を設置しています。
恵比寿ガーデンプレイスタワーは、構造評定を受けて大臣認定を取得し、1994 年に竣工した安全性の高い建物です。D3SKY-L の設置により、長周期地震動を含む大地震から中小規模の地震まで、建物の揺れ幅や揺れを強く感じる時間が大幅に低減され、建物を利用する全ての人のより一層の安全・安心を実現する最新鋭の制震ビルに生まれ変わりました。東日本大震災の地震動で行ったシミュレーションでも、建物全方向の揺れが半減されることが確認されました。

  • ※1

    TMD: Tuned Mass Damper(揺れの周期を調整した錘が動くことにより建物の揺れを止める制震装置)

  • ※2

    D3SKY-L: Dual-direction Dynamic Damper of Simple Kajima stYle – Layered system(多段構成型)

安全施設の価値向上

サッポロファクトリーでは、安全で安心な施設の証である「優良防火防災対象物特例認定」を2024年10月に取得、館内随所に認定パネルを掲示してテナント様をはじめ施設に関わる全ての主体が協働で防火・防災に取り組むシンボルマークとしています。また、館内共通のリスク”電気火災”の抑止方策として、退店時に電気器具「スイッチOFF」と「コンセントから電源コードを抜く」を徹底するため、深夜の巡回警備点検時に注意喚起メッセージを貼付し気付きを促すなど、”火災の芽を摘む 小さな取り組み”を積み重ね、安全施設の価値向上を目指しています。